アラキ工務店の日本庭園紹介

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アラキ工務店の日本庭園・坪庭のご紹介

日本、特に京都では、広い敷地を確保することが難しいため、どうしても、庭は狭く、小さくなりがちです。
坪庭と呼ばれるのはそのためです。それでも、空間を生かすために植木や石を配置して、小宇宙を作り出すのです。
こうした庭は、建物と一体に設計されることが多いといえます。
あまり多くの写真は掲載できませんが、木造建築を検討されるときに、庭も一緒に考えられたらいかがでしょう。

アラキ工務店の日本庭園・坪庭の事例

 
平戸ツツジ 01　平戸ツツジ　青垂モミジ
四角形ですっきりした西ノ屋型燈籠。犬走はごろた石乱張仕上。
山モミジ 02　山モミジ　山茶花　バラン　梅
奥に小さな祠があり、お稲荷さんが祭られている。
 
 
椿 03　椿　梅　寒椿
千鳥掛けした飛石から、筏打された切石に繋がっている。
正面奥塀は、杉皮を女竹で押さえたおとなしい仕上。
マキ 04　マキ　ドウダンツツジ　青垂モミジ
正面奥は春日燈籠。右手には四方仏型水型が見える
 
 
アセビ 05　アセビ　椿　ツツジ
正面中央に雪見燈籠。
奥の建仁寺竹塀はプラスチック製。
アオキ 06　アオキ　ツツジ
本継の飛石の周りに苔が盛り上がっているが、ここまで成長するのに１０年近くかかる。すっきりとした西ノ屋型燈籠が映える。
 
 
松 07　松　バラン
蹲踞が庭の景観を引き立てている。
前石、水鉢の配置は茶道のしきたりに従っている。


モッコク 08　モッコク　台杉
雨後の前栽。しっとりと落ち着いている。
左手にある袖垣は離宮垣とよばれ、大変高価なもの。
 
 
オカメ笹 09　オカメ笹　モッコク
奥の畳石の周りには、苔が繁茂している。
南天 10　南天　羊歯
小さい空間だが、蹲踞を仕込んでいる。
実際にお茶に使わるため、湯桶石、手燭石とも平らで使いやすいよう
に配置した。
 
 
姫クチナシ 11　姫クチナシ　ツワブキ　アセビ
施工直後の写真のため青竹の色が冴えているが、１年くらいで、明茶色に変色する。
岬型燈籠で、茶事には火入れをする
マンリョウ 12　マンリョウ　ツツジ　南天　マキ
珍しい形の春日灯篭。
左奥に物干場があるため、歩きやすいように飛石を本継にしている。
 
 
青垂モミジ 13　青垂モミジ　姫ツツジ
このモミジはあまり成長しないため、手入れがしやすい。
同じ名前でも、品種により成長度合いは大きく変わる
千両 14　千両　モミジ　サツキ
庭を海にみたてると、石は島。
座敷から、綺麗に見えるように、石の大きさや向きを決める。
 
 
マキ 15　マキ　柘植
マキは、マツと並んで剪定が大変だが、庭を引き立てる植材。
万年青 16　万年青　ヒイラギ南天　アセビ
日本では、南天は敷地の東北角に植えられることが多い。
東北角は鬼門と呼ばれ、神様が通る道になっています。災いがこないように、「難を転じる」南天が植えられるのです。
 
 
松 17　松
日本庭園にはなくてはならない松ですが、手入はプロに頼む必要があります。
古来より、松には神様が宿るといわれ、伐採時にもお祓いをする習慣があります。
金木犀 18　金木犀　ハナズオウ　サツキ
自然石をそのままくりぬいた手水鉢で大変珍しい。
ツタイには雨に濡れても大丈夫なように、杉小丸太を並べています。
 
 
重森三玲の庭 19　重森三玲の庭
庭は著名な重森さんの作庭です。アラキ工務店で建物の改修をしました。
中央に蓬莱島、東西に方丈、瀛州、壷梁の三島を配した枯山水庭園で、部屋の内部や縁側から鑑賞することができます。
万年青 20　万年青　バラン　竜の髭　椿
実用的な蹲踞。
竹筒に水道管が仕込んであり、使うときだけバルブを開ける。
右の塀は、焼杉板女竹押。
 
 
木賊 21　木賊　ソヨゴ
狭い庭でも、小さな宇宙が広がっています。
正面の棒状の木賊は、秋に刈り取ることから俳句の季語に使われる。
22　五葉松
五葉松は５枚が束生することからこの名が付いた。
枝が不規則に成長することから、盆栽や庭木によく用いられる。
 
 
23　山モミジ　ドウダンツツジ　
門から、建物に繋がるツタイ。
切石を配し、両脇にごろた石を並べて縁を切り、その間に玉砂利洗いだし仕上をして歩きやすくしている。
シュロ竹 24　シュロ竹　羊歯　ヒイラギ
小さなお庭。いずれも、成長しにくい植物を植えている。
ちょっとした空間でも、お庭があれば、気持ちが和みます。
 
 
手水鉢 25　手水鉢
竹製の柄杓が添えられている。
日本では、おおぐま座の恒星を、柄杓の形に似ていることから、「北斗（＝柄杓）七星」と呼ぶ。
 
 
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